もっと教えてIH対応土鍋
Q1 「使えないお鍋があるの?」
どんな鍋でも使えるわけはありません。
IH調理器が実用化された当初(およそ40年前)は鉄などの磁石にくっ付く(磁性体といいます)鍋でしか使えませんでした。今では、インバーター(高周波の電流を取り出す装置)、コイル、部品などの改良が進み、オールメタル対応のIH機種も開発されています。
これからもますます進化した「IHクッキングヒーター」が販売されることでしょう。
しかし、耐熱ガラス製品、土鍋などの陶磁器製品は今でも使うことができません。
Q2 「でも…?スーパーなどの量販店で、IH対応の土鍋が売られていますね?」
そうなんです。寒い季節はお鍋が1番という人は、「やはり土鍋で!」といいますね。
IH調理器使用で、陶器屋さんが考案した土鍋が以前から販売されています。
土鍋底や内面底に誘導加熱対応の金属(鉄、銀、特殊な鉱物等)を一体化させた土鍋がそうですね。
ステンレスやカーボンなどのはめ込みタイプもあります。輸入製品も販売されています。
Q3 「この新商品は普通の土鍋のようだけど?」
見たところ普通の土鍋のようですが、IH対応の土鍋です。
- 土鍋本体は「四日市萬古焼」で、製造した国産品です。
釉薬使用。1210℃焼成。 - 土鍋全面にIH対応の特殊な処理を施しています。
- 2.の表面に耐熱シリコンフッ素処理をしており、耐熱性温度300度なので安心です。