「越の黒釉(こくゆう)」「越の白釉(はくゆう)」IH(電磁調理器)で使える不思議な土鍋「IH対応土鍋」【北電産業株式会社】

IH(電磁調理器)で使える不思議な土鍋では、「越の黒釉(こくゆう)」「越の白釉(はくゆう)」についてご紹介します。
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IH(電磁調理器)で使える不思議な土鍋


IH(電磁調理器)で使える不思議な土鍋「プロヴァンス」

越の黒釉・越の白釉

 本製品には、リチウムを含有するペタライトと呼ばれる鉱物を粘土に40%ほど混入させた素地土を使用しています。これを低熱膨張性の素地といいます。
一般の調理器具による熱衝撃(急激な加熱や冷却に)では割れないように設計されています。そして、IH(電磁調理器)用の当製品は、土鍋本体に誘導加熱対応の特殊処理を施し、耐熱シリコンフッ素処理をしています。
また、耐酸試験による土鍋からの鉛・カドミュウムの溶出は認められず、安心してご使用いただける製品です。

越の黒釉・越の白釉

日本のよき伝統の土鍋がIHに対応

<土鍋が発熱>

 土鍋底面がIH(電磁調理器)によって発熱し、その熱を土鍋の側面に伝えることで土鍋の中に熱の対流を起こし、ガス火による発熱と同様の感覚で料理が行えます。この土鍋は、IH(電磁調理器)でもガス火でも両方の熱源に対応しており、料理の幅が広がるとともに、家族で鍋を囲めば家族の輪も広がります。

<土鍋の特徴>

土鍋

 大き目の蓋のつまみで、鍋蓋をしっかり持てます。重さも適度で、取っ手も持ちやすく、しっかり指がかかる構造になっています。

<職人技>

職人技

 職人さんがひとつひとつろくろをまわして手作りをしているため、かたちや大きさに個体差があります。また、焼き色もひとつひとつ異なります。 ゆがみや色味の出方に違いがありますが、それが味わいの土鍋です。

 土鍋は、土を原材料に仕上げており、内側も底面のIH調理器の接触面にも金属板などの発熱体は無く、あくまでも土の肌触りです。

<黒の釉薬と白の釉薬>

 土鍋は、黒色と白色の釉薬処理されたものから選べますが、機能は同じです。黒色が「越の黒釉」、白色が「越の白釉」です。 どちらもそのまま食卓へ置いても違和感がありません。

土鍋は「われもの」

 IH(電磁調理器)に対応できる土鍋であっても、原材料は土です。 ですから土鍋は陶器で「われもの」です。やさしく扱ってください。
お取り扱いの際は、不安定な持ち方をしてぶつけたり落としたりしないよう、十分にご注意ください。

※ピンホールについて
土鍋の中側に1mmほど釉薬が飛んでへこんでいることがあります。釉薬を掛けたとき、生地にほこりなどがついていたり、燃え残った有機物が1200度で燃えて、そこに穴が開いてへこんでしまった「ピンホール」という現象です。
使用上はなんの問題もありませんので、ご安心ください。

素材の甘み・旨みにこだわれば、やっぱり「土鍋」

<土鍋での調理>

 この土鍋は、IH(電磁調理器)に対応するため、熱伝導がよくなるように工夫をされておりますが、どうしても鍋に厚みもあり、金属の鍋と比較すれば多少加熱に時間がかかります。ですが、ゆっくり加熱することで、食材の持つ本来の甘み・旨みが益々引き出されます。
一方、土鍋は冷めにくい特長もあり、ゆっくり冷まして良く味をしみ込ませることもできます。つまり、昔から伝えられる「温まりにくくて、冷めにくい厚手の鍋は 良い」、この点を、土鍋は兼ね備えているのです。
また、土鍋は、遠赤外線の力が強く、2〜14ミクロンという遠赤外線が放射され、その加熱作用で、煮炊きした食材は、芯からふっくら柔らかくなります。

<調理例>

調理例

野菜や魚などで、それぞれの食材の甘み・旨みを引きだす。

※ご注意ください。
土鍋は、水を入れたお料理にご使用ください。空焚きは厳禁です。
電子レンジ・オーブンなどには使用しないでください。