菅沼合掌集落
上平村の「菅沼合掌集落」は、平村の相倉合掌集落と並ぶ、五箇山2大合掌集落の一つ。10棟が谷間の田園の中に整然と並び、国道156号から見下ろす村の風景は、まるで印象派の絵のようである。最も古いものは江戸時代、天保年間(1830~1840)以前の建築といわれている。
合掌造りはその高い天井と勾配の急な屋根の作りから、一般には豪雪に耐えるための設計といわれているが、本来の目的は重要な産業であった養蚕のためのスペースを確保するために、4層もの高さが生まれた。専門の大工の手によるものではなく、古来から村人たちの協力により、長い年月をかけて完成されたものだ。
なお、菅沼合掌集落には「五箇山民俗館」と藩政時代の産業だった塩硝作りの資料がある「塩硝の館」があり、民宿もある。
名称 | 菅沼合掌集落 |
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所在地 | 富山県南砺市菅沼 |
アクセス | 富山駅からJR北陸本線で20分、高岡駅でJR城端線に乗り換え、50分、城端駅下車五箇山行バスで40分、菅沼下車、徒歩2分 |
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