倶利伽羅源平古戦場
小矢部市と石川県津幡町の県境、砺波山(277m)にある旧北陸道の倶利伽羅(くりから)峠は、源平合戦の古戦場として名高い。寿永2年(1183)4月、平維盛は木曽義仲を討つために10万の大軍を率いて加越国境の倶利伽羅峠に陣を敷いた。そして5月11日、決戦の日、雨が降りしきる夜半に義仲は兵を分けて平家側の背後に回し、集めた数百頭もの牛の角にたいまつをくくりつけて敵陣めがけ突入させるという奇策に出た。この戦法に動転した平家の陣は大混乱に陥り、我先にと逃げ惑った兵は千尋の谷底へ折り重なって落ち、谷は1万8,000人もの死傷者で埋まったという。
現在、一帯は倶利伽羅県定公園になっており、遊歩道や源平ラインというドライブウェイも整備されている。春は6,000本もの八重桜、秋には紅葉が美しいハイキングコースとなっている。
名称 | 倶利伽羅源平古戦場 |
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所在地 | 富山県小矢部市埴生 |
アクセス | 富山駅からJR北陸本線で35分、石動駅下車倶利伽羅不動寺行バスで12分、終点下車 |
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