春日温泉郷
「春日温泉郷」は、富山県内の大河、神通川が造りだした幽玄の神通峡右岸、神通川第3発電所ダム湖を望む「神通峡県定公園」にある。江戸時代末期の慶応3年(1867)に開発が始められたが、それ以前からも霊水が湧き出ることで知られ、富山の殿様がその水を飲んで無病息災だったことから「殿様清水」と呼ばれていたという。
春日温泉の泉質は、ナトリウム塩化物泉・硫酸塩泉(通称、純塩温泉)、泉温は43.0度。神経痛やリュウマチ、冷え症(婦人病)、脚気などに効能があるといわれる。大正時代の温泉は、現在とは異なる炭酸鉄泉で胃腸病や神経痛に効能があり、元勲西園寺公望公も湯治に訪れたという。近くの猿倉山や御前山をめぐる遊歩道も整備され、気軽なハイキングコースとしても人気がある。
| 名称 | 春日温泉郷 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県富山市春日 |
| アクセス | 富山駅からJR高山本線で30分、笹津駅下車徒歩5分 |
| 駐車場 | あり |
| 料金 | --- |
| 問い合わせ | --- |
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