城端むぎや祭
およそ800年の昔、壇ノ浦の合戦で源氏に滅ぼされた平家の落人たちが、人里離れた五箇山に住み着き、慣れない山仕事や農耕の合間に華やかだった頃を偲んで唄い踊ったことが発祥といわれる「麦屋節」は、哀調を帯びた旋律と風格ある踊りで、八尾の「おわら節」と並ぶ、富山県の代表的な民謡として広く知られている。
特に、紋付、袴、白たすきで腰に刀をたばさむ勇ましいいでだちの若者たちが菅笠を巧みにあやつる男踊りは、テンポの早さと勇壮さ、瞬間の静止という、動と静の鮮やかな対比で人気が高い。祭りの期間中には善徳寺(城端別院)や体育館を会場に、踊りの競演会やのど自慢コンクールが行われ、夜には商店街を中心に街流しが遅くまで続けられる。
名称 | 城端むぎや祭 |
---|---|
所在地 | 富山県南砺市城端 |
アクセス | 富山駅からJR北陸本線で20分、高岡駅でJR城端線に乗り換え50分、城端駅下車徒歩10分 |
駐車場 | --- |
料金 | --- |
問い合わせ | --- |
お土産・ご当地グルメなら
富山百選 http://www.hokurikumeihin.com/hs-toyama.html