- くすしとは・・・
- その昔、医師や薬剤師等、薬にたずさわる人々のことを「薬師(くすし)」と呼びました。これは「やくし」とも読み、薬師如来の総称でもあります。
- この仏様は、人々の病気を治し災害を除く医薬の仏として、古来より、尊信されています。
- 薬都富山のくすしそば・・・
- 日頃の食生活で健康を維持し、食物によって病気を予防することが、医食同源の世界です。古来より中国では、医食同源の思想に基づいた料理=薬膳が親しまれてきました。
この薬膳を『そば』に利用し、手軽に食することが出来ればと考案したのが『くすしそば』です。名産品の一つにふさわしく仕上げました。
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まるぜんのくすしそばは、厳選された北海道産のそば粉に純国産のつなぎ粉を使い、水にもこだわり立山山麓の地下水を使用。薬都富山にふさわしく自然の生薬であるナルコユリの根(乾麺には人参・クチナシの実もあり)、山いもや、ばらの実、クズ末などを練り込んだバランスの良いおそばです。
防腐剤などの添加物は一切使用していませんが、厳選された材料・水などにより生麺でも2ヶ月間はおいしく頂けます。
室温と温度のあまり変わらない戸棚などで保存してください。 |
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- 医食同源
- 日頃の食事によって、病気にならないような体力づくりをし、しかも、健全な精神を養うようにしようという中国古来からの思想。薬と食物は、その源が一つであるという考え方です。
- ナルコユリの根
- 各地の山野に自生する多年草で根茎部を蒸し、乾燥させたものを使用。色は黒で塊状。薬効としては、滋養・強壮薬として、病後の虚弱者や糖尿病の口渇、心煩、血糖過多などに応用されます。
- ばらの実
- バラ科のサンザシの成熟果実を乾燥させたものを使用。脂肪分解酵素が含まれ、消化・吐瀉・鎮痛薬として、消化不良・慢性下痢などに用いられます。持続的な降圧作用もあることが確認されています。
- 人参
- 朝鮮半島・中国産ウコギ科のオタネニンジンの根を使用。食用にする(セリ科)とは種類が違い、根はゴボウのように発育し、二股に分かれ、人の形をしているものもある。成分はサポニン配糖体や、ビタミンB群など。胃の衰弱による、新陳代謝低下を高める薬として、消化不良・嘔吐・腹痛・食欲不振などに用いられます。
- クズ末
- 発汗・解熱・鎮痛薬として、風邪の時の肩こりなどに用いる。葛根湯としてよく知られている。
- 山いも
- 食欲不振・疲労・胃腸虚弱に用いられる。
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