加賀伝統野菜
五郎島金時(さつまいも)
加賀伝統野菜
今から300年前の江戸(元禄)時代に、遠くは篤姫が生まれた薩摩の国(鹿児島県)から加賀地方(石川県)に種芋が
持ち込まれ、栽培が始まりました。この地方(五郎島)は、日本海側に面した砂丘地帯のため、さつまいもの生育に
適した通気性・保水性に優れた良質の土壌が、おいしい五郎島金時を生んだのです。
現在は、当時の五郎島の地名は一部しか残っていませんが、サツマイモの栽培に適した砂丘が広がる栗崎町を
中心に伝統の味が引き継がれております。
美容と健康に
さつまいもには、たくさんのビタミンCが含まれ、健康のパワーの野菜としても有名ですが、そのほかにも、
ビタミンB1・B2、β-カロチン、カルシウム・鉄などのミネラル類も豊富に含んでいます。
また、食物繊維ヤラピン(切った時にでる白い乳液)が豊富なため、便秘解消にも役立つ野菜として認識されています。
保 存
さつまいもは、生き物ですので、環境にあった条件で保存すると長い期間おいしくいただけます。
あたたかい地域で生まれたので、寒い場所での保存は禁物です。ですから、冷蔵庫では絶対に保存しないでください。
一番適したところは、13〜15℃の日のあたらない場所です。