会社名:一葉窯(いちようがま) 住所:富山県高岡市 戸出光明寺471 商品表示責任者-----一葉窯 ご注文は、百選横丁/伝統工芸品/一葉窯 URL:http://www.hyakuyoko.com/ |
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木の葉模様を器に焼き付ける製法は極めて難しく、中国・南宋時代(12、3世紀)の作品2、3点しか残存していないといわれている。その”木の葉天目”を一葉窯で再現することに成功した。自然の木の葉の繊細な線が浮き出る美と用を追求している。合わせて、一葉によって、季を知り情を織っていただければ幸いです。 ”木の葉天目”とは 木の葉の灰を釉薬に転用することで木の葉模様を焼き付けるもの。木の葉は燃えるとスルメのように縮れてしまうなど製法は難しく、南宋時代にあったものを50年ほど前に、人間国宝の石黒宗麿氏が復活させたが、その成功率は数%であり、プロ陶芸家も少ない。木の葉は泰山木、枇杷、榎、椋などがあるが、今は椋の葉を使用して焼いたものが美しい。 作者プロフィール ― 窯主の伊藤武夫は元工業高校の化学教諭であり、陶芸の魅力に引かれて脱サラ、化学という目と、実験という手で創造の模索を続けた。木の葉の種類、釉薬の調合、窯の温度など推論を立てては、試験用の小型窯で数個ずつ焼いてみる。伝統から考えるのではなく、実験によって問いかけ、また実験し、伝統の背後を探求する。そして独自の領域と手法を編み出したのです。 現在、長男の雅樹が技を伝承し、更に魅力ある陶器作りに取り組んでいる。
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